ゴルフクラブを取り出す際の肘痛の改善例

【現症】右肘外側上顆周辺部に疼痛部位を確認。右前腕回内位にて荷重物を持つと、同一部位に痛み発生した。チェアーテスト(+)
【施術と結果】本症例は右前腕回内にて手掌で荷重物を把持し持ち上げた際、肘の痛みを訴えている為、右外側上顆周辺部筋の緊張が原因の一つと考えた。
　前腕背部橈側の筋緊張を確かめて、緩消法を約30秒行った。痛みが10から5（NRS改変）となった。
　さらに緩消法を約2分行うと、痛みが10から0（NRS改変）となり消失した。チェアーテスト(-)となった。肘の痛みが2ヶ月続いている原因は腰の筋肉の緊張と考え、腰の真横に緩消法を約10分行った。押圧深2cmへと弛緩した。