2年前からの五十肩の痛みの改善例

【現症】左肩関節挙上にて痛みを訴え、痛みを感じる角度を超えると無痛となり挙上できる。左肩関節の確認をする。自動関節可動域（以下　、ROM)屈曲60° ペインフルアーク認める。60°から120°有痛。120°以上にて痛み軽減。インジペイメントサイン（＋）、左肩関節ROM制限内旋45°・外旋80°
【施術と結果】本症例は発生から2年経っており、肩周辺部への血行不良は腰の筋緊張が原因であると考えた。
　まず、左肩関節腋窩後壁・広背筋あたりを緩消法を行い筋弛緩する。続けて腋窩前壁・大胸筋あたりを緩消法を行い筋弛緩する。施術時間は2分。痛みが10→5（NRS改変）。
　さらに弛緩すること3分。痛みが10→0（NRS改変）となった。ROM屈曲170 ペインフルアーク除去。インジペイメントサイン（ー）となる。