８０代男性の耳鳴りの改善例

【現症】以前、右耳の耳鳴りは小さかったが、急に右耳の耳鳴りが大きくなり会話中に聞き間違えたり、聞こえなくて会話が困難。腰部側面の押圧深は左右とも約4.0㎝。
【施術と結果】本症例は、耳鳴りを訴えており、耳鳴りの要因として頚部側面の筋緊張と考えた。触察にて右頚部周辺の筋緊張を確認し、緩消法にて約10分弛緩したところ、主観で耳鳴りは８割減となった。
　次に、右頚部周辺の筋緊張の一つの要因として腰部側面の筋緊張が考えられ、腰部側面の筋緊張部位に緩消法を約30分行い筋弛緩を確認した。その結果、押圧深は左右とも約5.0㎝となり、主観で耳鳴りは９割減となった。帰り際に「スッキリしました」と報告を受けた。