【患者】50代前半女性
【主訴】腰から右のお尻が痛くて仕事ができなくなってきた。
【既往歴】ー
【現病歴】12年前整形外科にて坐骨神経痛と診断され、湿布と鎮痛剤処方。適度に行動していたが、2日前より腰が痛くなり自転車に乗っていても痛みが下半身まで痛みが響く。1日前、介護の仕事で介護者さんを車椅子に移乗させる仕事で力が出亡くなった。かがむと痛い。右下腿部後面外側も痛い。右下半身痺れ。仕事の業務に支障が発生してきた。ここ3年以内は整形外科受診なし。ご家族の紹介にて来院。初見当日、左右の手甲の肌荒れを確認。仕事で手指消毒を数多くするため、皮膚が荒れていた。皮膚科を受診していて外用薬処方。腰の筋肉を軟らかくすると血行不良がなくなるので手もキレイになりますよと伝えていた。
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【現症】痛みが自動関節可動域（以下 、ROM）体幹前屈20度(+) ・伸展10°にて発生。
【治療と結果】腰の痛み、そして右殿部から下腿部の痛みや痺れは腰の筋肉の緊張が原因と推測した。
まず緊張した腰の筋肉に対して真横から緩消法を10分間行い押圧深2cm弛緩する。痛みが10→8（NRS改変）した。 ROM体幹前屈20°から45°に大きくなった。
後日 15分の施術を8日ほど行う。腰から左下半身の痛みが10→0（NRS改変）左下腿部の痺れが主観で０とご報告いただく。それと共に手の甲の肌荒れがずいぶん美しくなっていた。
【その他】職場の同僚からは、腰の施術を受けに行っていて手の肌荒れが良くなった事に驚かれる。主訴が腰痛であったが、痛みの改善により血流が良くなった為、手指の肌荒れが改善効果がある事が解った。
