職人経験30年の方が訴える左示指先端部のしびれ改善例

【現症】安静時、左示指PIP関節橈側面から先端にかけての痺れがある。屈曲でさらに痺れは大きくなる
【施術と結果】左示指PIP関節から橈側面先端部にかけてのみの症状だったため、左示指PIP関節より近位に緊張があるのではないかと考え、目視にて左示指中手指節間関節手背部付近の過去に受けた受傷痕にみえる３ヶ所（１カ所あたり、およそ３ｍｍ）に直接緩消法を施術、１ヶ所目は約２０秒で痺れが主観で２割小さくなった。
　続けて残る２ヶ所を連続して約３０秒間、緩消法を施術すると主観で開始前から痺れは７割小さくなった。
【その他】３０年以上水道工事の職人として勤めていたため、手には受傷痕とみられるものが多く、それらが癒着のような状態になり、それによって皮膚表面近くの神経や血管に影響した結果ではないかと考えられる。