夜間に症状がひどくなる右足趾の痺れの改善例

【現症】
安静時、特に右足趾先端部（特に第一趾）に痺れがある。大腿部全体と腸骨稜に強い筋緊張あり。
【施術と結果】本症例は、足趾先端部(特に第一趾)の痺れを訴えており、足趾先端部の痺れの一つの要因として下腿部の筋緊張が考えられ、腓腹筋周辺の筋緊張を確認し、緩消法にて約1分弛緩させたところ、主観にて痺れが3割減となった。
　下腿の痺れの要因として考えられる、腸骨稜に付着する筋肉で、第4腰椎高位で、棘突起から外側に約4cmの位置に筋緊張を確認し、緩消法にて約2分弛緩させたところ、主観で痺れは4割減となった。
　腰部全体の筋緊張の要因として腰部側面の筋緊張が考えられ、腰部側面の筋緊張を緩消法にて約5分弛緩させた。その後、再度腸骨稜の筋緊張を緩消法にて約3分弛緩させると主観で痺れは7割減となった。