ダンス中に発症した股関節痛の改善例

【現症】
安静時痛はあるものの、可動域制限なし。
痛みは恥骨筋周辺にあるとのこと。
【施術と結果】本症例は、ダンス中の発症を訴えており、ダンス中に右股関節を外転した際に恥骨筋周辺に衝撃が加わったことで過緊張となったことが一つの要因と考えられたため、痛みを強く訴える恥骨筋周辺を緩消法にて約10秒弛緩すると、痛みが10→0(NRS改変)と消失した。
　そして、恥骨筋周辺の筋緊張を強くする一つの要因として腰部全体の筋緊張が考えられたため、腰部側面から筋緊張を緩消法にて約25分弛緩したところ、股関節の外転動作がとても楽になったと報告を受けた。