約10年前体操の練習中に発症した右三角線維軟骨複合体損傷後の手首の痛みが約3分で改善した例

【患者】20代後半、男性
【既往歴】―
【主訴】体操の練習中に手首を痛めてからずっと痛みが続いている。手をついたり手を曲げたりすると痛みが出るので仕事に支障がある。
【現病歴】約10年前、体操で後方転回時に手を地面についた際に右手首に痛みが発生。右三角線維軟骨複合体(以下、TFCC)損傷との診断を受けた。以来荷重時と手関節の背屈時に痛みがある。
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