将来手術が必要かもしれないと不安だった股関節痛の改善例

【患者】30代後半 女性
【主訴】約7か月前から右股関節に痛みを感じるようになってきた。
【既往歴】―
【現病歴】約7か月前から、起居動作時に右股関節痛が発生。近医整形外科を受診し、先天性臼蓋形成不全症と診断を受けた。今は特に治療をすることはなく、痛くなったら再来するよう指導を受けたが、筋力低下や軟骨の変性が進行すると将来的に変形性股関節症となり、人工股関節置換術などの治療が必要となる場合があると言われ、本人の意向により進行予防として2週間に1度のペースでリハビリに通院し、股関節周囲筋の筋力トレーニングやストレッチなどを行っている。
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