左腕が引き攣ることでの可動制限が腰部周辺の筋弛緩により改善した一例

【患者】70代前半、女性
【主訴】左腕が引き攣って上がりにくく、動かすと肩に痛みが出る
【既往歴】リンパ腫
【現病歴】2週間前に左の肩関節から鎖骨の下にかけて腫脹のようなものが現れた。痛みと共に大きくなっていったが、1週間ほどで徐々に小さくなり、現在は幅約10センチ、高さ約5センチの大きさになっている。
表面は薄皮が剥がれるように荒れた状態で、灼熱感のような痛みもあり、本人が触ると熱を持っている感じがする、との事。腫脹のようなものは徐々に小さくなっているが、肩の動きに制限がかかり始めていることが問題になっている。
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