1年前から頚部前屈位になり発症した、後頚部圧痛の改善例

【患者】50代前半、女性
【主訴】首の後ろが触ると痛い
【既往歴】2~3年前から心療内科に通院歴あり、現在も精神安定剤等を内服中。
【現病歴】約1年前から自然と頚部が前屈位になり始めた。外傷等の契機は特になし。本人曰く、精神安定剤等の薬を飲んでいるのでその副作用で悪くなったのかも、とのことだが不詳。当時、近医整形外科を受診時は、レントゲン検査にて変形性頚椎症の診断で、鎮痛剤と湿布の処方あり。また、前屈位にならないようにネックカラー固定を勧められ、現在もほぼ毎日装着している。リハビリに通っているが、まだ同じ痛みが残存しているとのこと。
続きを読む