約30年前にパラグライダーでの着陸失敗による負傷後に発生した左肘の知覚鈍麻の改善例
【患者】40代後半 女性
【主訴】30年前にパラグライダーの着陸に失敗し痛めた肘が感覚がない。
【既往歴】ー
【現病歴】左肘は約30年前のパラグライダー着陸失敗により損傷。痛みはないが感覚がないなどの症状。肘の怪我をした時の手術の有。
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【現症】安静時痛なし、左肘関節外側上顆周辺が約6cmほどえぐれている状態、感覚が無い症状。肘ROM約90°
【施術と結果】本症例は約30年前から左肘関節外側上顆周辺に感覚がない症状を訴えており、自分で改善できるコースでご自身でも腰部の筋肉の弛緩の仕方を学んでいる。左肘はパラグライダー着陸の失敗により触察により約6cmほどえぐれている。
これが要因と考え、一番感覚が無い箇所を指1本で指摘して頂き、その部位に緩消法を2分ほど弛緩し、主観で3割ほど感覚が戻り血液が流れている感じがすると報告を受けた。
その部位に緩消法を2分ほど施して確認したところ更に感覚は主観で5割以上戻ったとご報告を受けた。肘ROM約90°から80°と改善された。更に同部位を5分弛緩していくとほぼ感覚が戻ってきたとご報告を受けた。
残り時間は再発防止の為、肘の筋は腰部に繋がっており、第2腰椎高位で腰部の真横周辺の弛緩を主に行い終了した。こんなにすぐに戻るなんて!」とびっくりされた様子であった。