交通外傷後の頚部痛残存に効果があった一例

【患者】40代後半、女性
【主訴】首周囲全体が痛くて、動かしづらい
【既往歴】特記事項なし
【現病歴】約1年前、普通車助手席に乗車中、信号待ち停車中に後方から追突され受傷した。即、近医整形外科を受診。レントゲンにて異常なし。数日後より、リハビリを開始。しかし、数ヶ月間リハビリを行ったが、痛みに著明な変化なし。また、当初より鎮痛剤やシップを処方されていたが、効果がないため、だんだん強い鎮痛剤に変更になった。それでも、鎮痛効果は乏しかった。最終的には、治療効果がないため前医での治療が打ち切りとなった。知人に当院のことを聞き、来院となった。
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