カテゴリー: 中島昌彦の症例報告

中島昌彦による症例報告

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症例報告における専門用語解説

農作業中に発生する腰部から臀部にかけての激痛の改善例

【患者】50代前半、女性
【主訴】農作業中に左の腰が痛くなり、臀部まで痛みが走る
【既往歴】高血圧症、腰椎椎間板ヘルニア
【現病歴】約3年前から腰痛に悩まされており、近医整形外科に受診した際には腰椎椎間板ヘルニアと言われたが手術するほどではないと投薬と湿布薬で痛みを抑えていた。
その後、徐々に腰部左側の痛みが大きくなり、臀部まで広がってきた。
特に農作業中に痛みが大きくなり、動くこともできないほどまで痛みが発生するようになってしまった。
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誘因なく発生した椅座位時の会陰部疼痛が消失した一例

【患者】40代後半、男性
【主訴】椅子に座っていると臀部周辺が痛くなる
【既往歴】急性腰痛、腰椎椎間板ヘルニア
【現病歴】約20年前から腰痛に悩んでおり、近医整形外科に受診時した際には腰椎椎間板ヘルニアと診断されている。手術は避け、投薬治療を続けていた。仕事内容がデスクワークから立ち仕事に変わり、腰痛は軽減されてきたが、特別な誘因なく両足にしびれが発生し始めた。自分でメンテナンスをし、左足のしびれは消失したが、右足のしびれは残存している。その後、症状の変化がないままだったが、数か月前より椅座位時に会陰部に痛みが発生し始めた。座っていられる時間が徐々に短くなっていき、現在は約5分の椅座位で痛みが発生し、約10分で我慢できないほどの痛みになる。
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椅座位での前屈動作における左腸骨稜周辺の痛みが短時間で消失した一例

【患者】20代後半、男性
【主訴】椅子に座っていると腰が痛くなる
【既往歴】―
【現病歴】学生時代、部活でスポーツに入れ込んでおり、負荷の強い筋肉トレーニングもしていた。就職しデスクワークになった為、座っていることが多くなり、2年ほど前から腰に違和感があった。そのうち消えるだろうと思っていたが違和感は消えることなく、徐々に腰の痛みも発生してきた。市販の鎮痛剤を飲みながら生活していたが痛みが消えず、長時間、座っていると強い痛みが発生し座っていられなくなった。痛みが消えるだろうと思い腹筋・背筋の筋肉トレーニングを実践するが、更に悪化し座っていられる時間も短くなってしまった。
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約10年前より発生した階段昇降時の膝痛改善例

【患者】70代後半、女性
【主訴】階段を上ると膝が痛く力が入りづらい、階段を下りると膝から激痛があり頭に抜けていく。
【既往歴】変形性膝関節症、高血圧症
【現病歴】30年以上前から膝には痛みがあるが日常生活には支障がなかったので放置していた。近医整形外科に受診の際に変形性膝関節症と診断されたが特に治療はしなかった。
約20年前から近所の整体院や接骨院にて施術を受け、自分で体操や運動などを続けていた。
約10年前、階段を下りた際に膝に激痛が走った。近医整形外科に受診し検査を受け、変形性膝関節症が進行しているといわれ湿布薬を処方された。その後、時間の経過と共に痛みは強くなり、階段を下りるのは激痛で困難になった。階段を上るときにも痛みがあり、さらに力も入りづらく膝に手をついて上がるのがやっとの状態になってしまった。
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起床時に誘因なく発生した頚椎運動痛の改善効果

【患者】70代後半、男性
【主訴】首を動かすと首から肩にかけて痛みが出る
【既往歴】腰痛症、変形性股関節症、糖尿病
【現病歴】朝、起床時に首を動かすと頚部から肩部にかけて激痛が走った。しばらく動かず仰向けのまま痛みが引くまで安静にしていた。首を動かさなければ激しい痛みは出なくなった。
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約1年前から悪化してきた肩関節屈曲による大円筋周辺の痛みの改善例

【患者】50代前半、女性
【主訴】左腕を動かすと痛い
【既往歴】肩関節周囲炎、急性腰痛
【現病歴】約10年前に左肩が肩関節周囲炎になり、可動制限と激痛に悩まされた。肩関節周囲炎になり、その後、徐々に動くようになり、約1年で痛みも治まった。
約2年前に急性腰痛になり、約2か月行動制限があった。動けるようにはなったが腰痛は慢性的にあるので少しずつ痛みを消すようにメンテナンスしながら生活してきた。
約1年前から左肩から上腕にかけて違和感が出るが、放置していたら違和感が痛みに変わってしまった。左肩を動かすと腕に痛みが走り、時間の経過とともに痛みは強くなり現在に至る。
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約1年、痛みの変化がなかった腰部左側の痛みの改善例

【患者】40代後半、女性
【主訴】左半身が痛い、左腰に鋭い痛みがあり前屈すると激痛が走る
【既往歴】-
【現病歴】約1年前に予防接種を受け、その後、体調が悪化し近医内科にて副反応かもしれない、と言われた。副反応は全身の痛みであり動くのも困難であったので数日間は安静にしていた。その後、徐々に痛みの範囲が小さくなったが、左半身の痛みは変わらずに残っている。
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階段から落下した翌日から発生した腰部激痛の改善例

【患者】40代前半、男性
【主訴】横になり起き上がる時に腰に激痛が走る、足に力が入りづらい
【既往歴】急性腰痛
【現病歴】1日前の夕方に階段で足を滑らせ落下、仙骨・腰部周辺を強打した。
その時の痛みは打ち身程度のもので問題なく動くことはできたが、次の日の起床時に腰からに激痛が走り、起き上がれなくなってしまった。
30分程、動かせる部分である上半身から少しずつ動かすことで腰部や足も動かせるようになったので起き上ることができた。その日から、座った状態から立つ、寝返りを打つ、横になっている状態から起き上がる時に腰部に激痛と脱力感が発生するようになった。
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左腕が引き攣ることでの可動制限が腰部周辺の筋弛緩により改善した一例

【患者】70代前半、女性
【主訴】左腕が引き攣って上がりにくく、動かすと肩に痛みが出る
【既往歴】リンパ腫
【現病歴】2週間前に左の肩関節から鎖骨の下にかけて腫脹のようなものが現れた。痛みと共に大きくなっていったが、1週間ほどで徐々に小さくなり、現在は幅約10センチ、高さ約5センチの大きさになっている。
表面は薄皮が剥がれるように荒れた状態で、灼熱感のような痛みもあり、本人が触ると熱を持っている感じがする、との事。腫脹のようなものは徐々に小さくなっているが、肩の動きに制限がかかり始めていることが問題になっている。
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6か月前から毎晩続いていた、就寝時の左下腿の捩れるような筋緊張と激痛の改善例

【患者】80代前半、男性
【主訴】夜、寝ていると左ふくらはぎが捩れるように硬くなり激痛が走る
【既往歴】脳梗塞
【現病歴】6か月前に脳梗塞を発症。近医脳外科の見解では、軽度の脳梗塞とのことで麻痺や運動障害はほとんど出なかった。その後、夜の就寝時に左下腿の筋が捩れるような感覚に襲われ激痛が走った。
それからは毎晩、左下腿の筋が捩れるような感覚が起こり激痛に悩まされている。近医整形外科にてリハビリテーションを続けて、毎日の歩行や日常生活は可能になっている。
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